2007年09月06日

『「元気」をこの手に取り戻すまで』石井 苗子

こんにちは!今日も元気に頑張りたいと思います。宜しくお願いします。


台風ですね。

まあ、仕事でなければ、楽しい気分もありますが、

午後も予定があり、その後もあるとなると、

ちょっと、心配です。


今日の本では、著者の受けた、マスコミの激しいバッシング、について

書かれています。

まさしく、渦中にいる、朝青龍も心配です。





『「元気」をこの手に取り戻すまで』石井 苗子(著)
出版社: ダイヤモンド社 (2007/8/24) ISBN-10: 4478961018

目次

 第1章 カウンセラー修行の日々
 第2章 あせらず、あわてず、あきらめず
 第3章 人は庇護の下で救われる
 第4章 死ぬことを考えた日々
 第5章 すべての扉をたたけ
 第6章 ヘスルコミュニケーターへの道


◆人々の涙に向き合う日々

 『 「ひとつ、お願いがあります」

   そのあとに、おっしゃった言葉は、天の声でした。
   私の生涯で、いちばん必要だったことかもしれません。


   「診察中は、しゃべらないでください」


    私はそれまで、しゃべってギャラがいくらの世界で生きてきました。芸能界で働く以前は、通訳で生計を
   立ててきた人間でした。「ここではしゃべるな」と言われて、いったい何時間なら黙っていられるだろうかと、
   いつまで持つかと、不安でいっぱいでした。


    こんなわけで、研修の初日から今に至るまで、私は、石井の石のように黙って、人々の涙と向き合う日々です。
   来る日も来る日も、黙っているのです。


   「いいですよ、石井さん、こうーなんていいますかね、岩にしみいる人の声のようで」』


◆心療内科で、どんな治療をしてもらえるの?


 『 メンタルクリニックと心療内科は、どこが違うのかと、時々尋ねられることがあります。つまり、どちらで
  治療を受けるのか迷うという意味なのでしょう。私が研修させたいただいている心療内科には、多くの
  不定愁訴(身体がだるい、頭が重い、腰が痛いといった具合の悪さがあるのに検査をしても悪いところが
  見つからないという訴え)を訴えて来院される方がいらっしゃいます。メンタル的なアドバイスはメンタル
  クリニックと重複するところが多いと思いますが、心療内科は、内科的な治療を中心に、メンタル面のトラブルを
  扱っていくところが、違うのではないでしょうか。』


◆人間の生命力は時の脆(もろ)く、時にたくましい


◆普通の風邪と「心の風邪」の違い

 『 ストレス要因による体調不良や病気は、いわば「心の風邪」のようなもの。人の心は、見えないストレスに
  対して、それほど頑丈にできていません。
   世の中全体が「ストレス要因による身体の変調=風邪の初期段階」程度にとらえ、早めに治療のアドバイスを
  受け、自分に合ったストレスコントロール方法を会得して、日常生活に支障をきたすような病気へと進展させ
  ないようにする。先ほどの振り子のヒモを調整するように、早期発見・早期治療を、個人がうまく身につける
  ようにする。また、それを支援するシステムを作らなくてはいけないと、私はこれを広く世の中に訴えたいのです。』


◆どうしようもなく報われない葛藤

 『 あっという間に、食欲、睡眠欲というものが減退していきました。食欲、睡眠は、副交感神経が作用するので
  リラックスが必要なのですが、何か月もずっと怒っているので、甘いものばかりを一気に食べては吐き、お酒を
  飲んでは吐きを、家族に隠れてやっていました。立派な節食障害です。
   昼夜の区別もなくなり、夜は神経が逆立って眠れず、嗚咽と吐き気が、お腹の底からこみあげ、叫び声を出す。
  吐血したままトイレで倒れていたこともありました。「悔しさ」の感情が生々しく自分を支配し、家族が止めても、
  自分のことを報じるテレビのワイドショーをつぶさに見たり、雑誌類も全部読んで怒っていました。』


◆マイナスのエネルギーを逆噴射する

 『 時間は残酷に虚しく過ぎていくものかもしれませんが、時には「嘆き、わめき、うろたえる」という時期も
  必要なのかもしれません。そこで、マイナスのエネルギーをためるのです。分厚い雨雲のように自らを覆い
  蝕むマイナスのエネルギーを、これは「嘆き」これは「怒り」と一つひとつ確かめるのです。そうすることで、
  自暴自棄な行動に走らないように危機管理をすることも大切でしょう。マイナスのエネルギーは、自暴自棄に
  暴走する危険性がある核爆弾だからこそ、スイッチを押さないように、がんじがらめの管理が必要なのです。
   マイナスのエネルギーの方向転換のための第一歩は、目の前にある、生きる方向にあるものに食らいつくこと
  です。私の場合は、それが看護師の資格を取得するための勉強であり、大学院へ進むための受験勉強でした。
   生の方向の何かに思いっきり食らいつく。そうすれば、その先の何かにつながる。』


★著者のイメージは、「オトコマサリ」だったり、「クール」というものなので、
 あの1999年2月の事件から2ヵ月後に、聖路加看護大学に復学、卒業後、東京大学大学院に進学し、
 そのまま博士課程へ。
  強い、というか、信じられない、頑張りやです。
 また、この本を読むと、東大の大学院へ入ることがいかに大変か、また修士論文を提出し、そのプレゼンがいかに
 大変か分かりました。
  私の職場に、確か、東大の博士課程まで修了し、講師になられた人が、立ち寄ることがありますが、
 今度、会うときは、見る目が変わりそうです。


 カウンセリングを学ぶ人には、クライアントの心の闇を理解する、手助けとなるかもしれません。


本日は、この辺で。

 



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この記事へのコメント
そっちのほうは台風ですね。

仕事となると確かに億劫でしょうね^^;

応援くりっく!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年09月06日 11:52
こんにちは。

博士課程などは大変そうですよね。
それだけ得るところも大きいのではないかと思います。
Posted by 独立起業家:こばやし at 2007年09月07日 09:50